[シナリオ:ア] 悪徳の栄え
CINEPO.com > バラエティ(関連商品) > [シナリオ:ア] 悪徳の栄え
【7910】 [シナリオ:ア] 悪徳の栄え
『悪徳の栄え』
1988年公開
監督:実相寺昭雄
原作:マルキ・ド・サド
脚本:岸田理生
物は、若干の紙焼け有り、それ以外は状態良し。
☆ロマンポルノ終焉後、日活が始めた一般映画シリーズ「シネ・ロッポニカ」の中の1本。キャストは、李星蘭、清水紘治、牧野公昭、石橋蓮司、寺田農、他。
昭和10年の秋、不知火候爵の御殿では宴が開かれていた。そこに集まった人たちはみな財閥や伯爵などでもあり犯罪者でもあり白縫劇場の劇団員でもあった。今宵もマルキ・ド・サド原作の「悪徳の栄え」の稽古に励んでいた。その劇では悪徳の女・ジュリエットに扮した珠江がサンファン大公役の花輪を鞭打ちをし、泥棒ドルヴァル役の新人・犯は候爵の命令で珠江を犯し、喫茶店で小学校校長を毒殺した。劇中、候爵扮するノアルスイコはジュリエットの父親を破産させて死に追いやるが、現実には両親を失くして娼婦となった珠江を候爵が妻にしたのだ。
後日、白縫劇場でシモン夫人役の女優が射殺された。候爵は珠江と犯が不倫しているのを知って嫉妬するが、なぜか急に珠江が台本にない芝居を始めて候爵を狼狽させ…。
犯罪者ばかりの劇団がマルキ・ド・サドの『悪徳の栄え』を演じる様子を、虚構と現実を交錯させながら描いた、マルキ・ド・サド原作の同名小説を実相寺昭雄監督が映画化した傑作。
なお原作の『悪徳の栄え』は、1959年に日本で翻訳出版された書物がわいせつの文書に当たるとして翻訳者および出版社が刑法175条により起訴され、有罪となった刑事事件作品でもある。
限定1部なので、早い者勝ち!
☆在庫数 あと1個
|
関連作品
[一般ポスター:ア] 悪徳の栄え |